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9mm Parabellum Bullet「Revolutionary」(2010年)

 まさか自分がこのバンドのアルバムの感想文を書こうと思うとは。今回は9mm Parabellum Bulletの3rdフルアルバム「Revolutionary」というアルバムについての感想文です。
 これともう一枚しか聴いたことはありませんが、これこそ中二病!みたいな歌詞とくっさいけどかっこいいギターのフレーズが特に印象に残ります。数年前に聴いた時はメロディにしろ歌詞にしろ(ダサすぎて聴けたもんじゃない)と思ったのですが、最近気まぐれで聴いてみたら、この独特な感じが癖になってしまいました。歌謡曲チックなメロディがどうにもダサいけど、ここまで突き抜けるとかっこいいです。あと演奏がかなり上手い。

revolutionary.jpg

 一曲ごとの感想は続きより。今回はこれまでの真面目な感想文に比べるとだいぶゆるい感想文です。


 ①Lovecall From The World
 今作の曲中でも特に高速のBPMで吠える、1分にも満たない短い曲。轟音が一気にこのバンドの世界観を聴き手の方へ広げていく。

 ②Cold Edge (Album ver.)


 激情的なギターが鳴り出したかと思えば突然繰り出されるヘヴィな三三七拍子。イントロとアウトロで出てくるが、こんなかっこいい三三七拍子は初めて聴いた。そしてのっけからダサかっこいいギターリフもキレキレだ。
 《ベランダに舞い降りた青いカラス クチバシにくわえてる悪い報せ》など、歌詞はこの雰囲気が平常運転なんだなと何曲か聴いて思ったが、鳴らしている音と妙にマッチしているからこれはこれで良い。

 ③Invitation
 随所で出てくる鋭利なギターフレーズがなんとなく「剣の舞」を連想させる。2分強を一気に駆け抜ける曲。
 「Cold Edge」では《青いカラス》が出て来たり、この曲では《悪魔》という単語が使われたり、中二病度が今まで聴いたバンドの中で一番高い。あ、凛として時雨は別枠です。

 ④3031
 音が徐々に重なって盛り上がっていく間奏の後、大サビの前で落ち着くCメロが嵐の前のような静けさを感じさせる。
 何度も使われるダンダンダダダンのリズムで、昔バレーの試合をテレビで見ていた時に聞いた「日本!チャチャチャ」って応援を思い出して笑ってしまいそうになるのは内緒。

 ⑤Black Market Blues (Album Mix)

 
 このダサいのにかっこいい感じが本当になんとも言えない。《行き場のないヤツらは仲間入りさせてやるぜ》というフレーズがやけに頼もしい。
 何回か出てくる《ブラックマーケットブルーズでオマエを~》というフレーズが、その部分のメロディと共になかなかキャッチーだったり、曲が「踊れる」リズムだったり、今の日本のロックシーンに影響を少なからず与えたバンドなんだろうなと思わされる。

 ⑥命ノゼンマイ (Album Mix)


 前の五曲に比べたらBPMも遅めで、随分静かな始まり方をする曲だが、曲調としては「落ち着いている」というより「妖しい」という方が正しい。しかしそんな曲も次第に演奏が激しくなっていき、Cメロで一度静かになった曲調も最後は轟音で鳴らされるアンサンブルで終わる。アルバムの中でかなり異質な雰囲気を漂わせており、このアルバムで唯一5分以上ある楽曲。

 ⑦光の雨が降る夜に
 「命ノゼンマイ」までがアルバム前半、この「光の雨が降る夜に」からが後半だと個人的には思うが、この後半の流れがなかなか良くて、そのスタートとして相応しい疾走感のある一曲。イントロの踊っているベース、間奏とアウトロのギターソロが特に好み。

 ⑧Finder
 裏拍で鳴るギターが楽しい、ここまでとはまた一風変わった曲調の曲。雰囲気が少し明るめなので、アルバムの中でもリラックスして聴ける。激しい部分が少ない分、その瞬間がよりかっこいい。

 ⑨キャンドルの灯を


 ゆったりした雰囲気の曲かと思わせるようなイントロから一転、ここでもださかっこいいギターフレーズが飛び出す。曲の構成も良く出来ていて、アルバムの前半において「命ノゼンマイ」以外はほとんど激しいだけの曲ばかりの印象が強いだけに、2分強でのこの静と動のコントラストには少し唸らされた。

 ⑩The Revolutionary


 ラストだろうが、アルバム前半に多く見られた豪快で激しい曲をぶっ放す感じが潔くて良い。むしろライブの始まりなんかに向いてそうな曲だ。2番のベースラインがうねっていて好き。
 ギターソロもメロディもやっぱり歌謡曲のようなテイストがあるが、ここまでくればそれでこそ9mmだろう。《世界を変えるのさ 変えるのさ 俺たちの思いどおりに》という歌詞でアルバムが締めくくられるが、確かな演奏力から繰り出される最強にカオスな楽曲群の最後にここまで言い切られると、本当に世界を変えてしまいそうな説得力がある。
 ギターのサウンドやメロディ、歌詞の世界観なども含めて、この曲がまさに私の中での9mmのイメージにぴったりハマる。


 いくらかっこいいと言っても、その前にどこかで「ダサい」と思ってしまうので、どうしても茶化したような感想になってしまったが、唯一無二の世界観、演奏力の高さ、意外とキャッチーで何度も聴いてしまいたくなる中毒性など、彼らの代わりは他のバンドには務まらないだろうという、このバンドの強烈な存在感をこのアルバムから感じたのは確かだ。フェスなどでも大きいステージに立つことが多いようだが、それも納得できる。
 似たような曲がちょっと多い印象があり荒削りなところもあるものの、どこかで聴いたことのありそうなメロディでありながら9mm Parabellum Bulletの音楽として成り立っている、スレスレを行くバランス感覚がすごい。そのスレスレをスリルとして楽しんでいるのかもしれないと思うほど、このアルバムからは彼らの自信が感じられる。

 約30分で聴けるコンパクトさを生み出す、超高速で放たれる弾丸のような曲たちに一度撃ちぬかれてしまえば、「Black Market Blues」の歌詞よろしく彼らに仲間入りさせられる日も近いだろう。
 

 歌詞の解釈がどうとかより、とにかく「なんかダサい!でもかっこいい!!!」とばかり思いながら聴いているためにまとめであまり書くことがなかった。
 おわり。
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特に音楽が好きです。好きなことやものについてばっかり考えてます。

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