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school food punishment「Riff-rain」(2008年)

 今回のレビューはschool food punishmentから三枚目のミニアルバム「Riff-rain」です。もう解散してしまったバンドですが結構おすすめのバンドであります。私は特にこのアルバムがとても好き。

Riff-rain.jpg

 ギターは全然目立たないのですが、シンセサイザーがそれを補うどころか「ギターなんていらねえ」とばかりに音をしかけ、ベースとドラムが曲を引っ張っていくスタイルがとてもかっこいい。
 ミニアルバムなのもあって、感想文はわりと短めです。


 ①flow
 《水を探すように 君を呼んでいる》と、ひたすらに《君》を想う曲。ボーカルがすごく感情こもってて良い。またベースがめちゃくちゃかっこよくて、聴いててたまに思わずにやけそうになります。5拍子からサビで6拍子に変化するのも面白い。
 ラスサビで一気に盛り上がるときのカタルシスが半端ない。この一曲だけでごちそうさまでしたって思えちゃう。

 ②feedback
 このアルバムの中だとかなりポップな曲で、歌い方も前の曲に比べて明るめ。外へ外へと開いていくようなサビの、《晴れるわ 溢れるわ》のときのメロディが伸びやかで気持ちいい。

 ③egoist
 ゆったりしながら、独特の浮遊感だけでなく、ピリピリとした緊張感も含んだ曲。時折入るギターが良いアクセントになってると思います。シンセサイザーが変幻自在。

 ④killer
 前曲「egoist」から流れるように始まり、同時にちらつかせていた緊張感もむき出しに。これまで浮かび上がるようなイメージのサウンドを鳴らしていたシンセが今度はナイフのように鋭く尖った音を鳴らし、シリアスさならアルバム中一番。

 ⑤二人海の底
 「killer」とは打って変わってのんびりした印象の曲。ロングトーンがその印象をますます助長させてますが、気泡の浮かんでいく音が入っていたり、途中でキメを挟むことで間延びせずに聴けます。

 ⑥over
 起伏の少ないっていうかほとんどない、一分半ほどの曲。最後に「flow」のメロディが流れて、もう一度最初から聴きたくなります。



 一曲目の「flow」から、水底で漂うような浮遊感を味わえる緻密に作りこまれたサウンドと、ボーカルである内村さんの切実な、時には悲痛さすらも感じる歌声が聴き手の心を掴んで放さないであろう楽曲が続きます。曲名も「flow」「二人海の底」とまさに水中にいるようなイメージでアルバムを聴けますし、ボーカルのくせかどうか分かりませんがブレスの音も聴き取りやすく、それがまた息を大きく吸い込んで水中へ潜り込んでいくような印象を与えていて良い。曲だけでもこのあたりのイメージがかなりブレなく統一されていて、全体的に暗い印象ではありますが聴いていてとても心地よいです。
 歌詞は歌い方があまり明瞭でなかったりメロディへの当て方が特殊だったりでいまいち分からないところもありますが、言葉選びが良くてセンスを感じます。

 楽器隊はベースが非常にいい味を出してます。シンセ(とたまにギター)と上手く手を組んで曲の印象をしっかりとまとめる働きをこなしつつ、自身も結構ぐいぐい動いていてかっこいい。シンセが入ってるバンドが好きって人にはもちろん、ドラムやベースが良いバンドが好きって人にもぜひぜひおすすめしたい。

 YouTubeに動画自体は結構あるんですけど、公式じゃない音源をブログに載せたくはないなぁと思うので今回は動画なしです。
 おわり。
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